子供時代は無邪気でしたか?

歌を聞いていると、無邪気だった子供の頃を懐かしむフレーズが出てくることがある。

何にも知らない 子供に戻って やり直したい夜も たまにあるけど
(ダイアモンド PRINCESS PRINCESS)

夢追う無邪気な子供の頃に
(サザンオールスターズ 心を込めて花束を)

物心ついた頃から、親の顔色を窺う生活だった。
小学生の頃にはもう「大人が求める」「無邪気で純粋な子供ならこう書くのだろう」という内容を作文にして、教室に貼りだされたりもしていた。

教師は気付いていたのか、いなかったのか分からない。
私のように「大人の求める子供像」を演じる子供は都合がいいので、気付いていて利用している教師もいたかもしれない。

そんな感じで私の子供時代は、邪気ありまくりで、無邪気な子供であった時代がないので
「本当に無邪気な子供なんているのかな」
と疑ってしまう。

ソングライター達も「こう書けばウケる」と思って無邪気な子供時代を歌詞にしているだけかもしれないし?
平井堅のように「笑いたい時ではなく笑うべき時に笑って(告白)」という心理を歌っている人もいるから、皆本当はそんなに無邪気でもないのかもしれない。

でも、もし本当に無邪気でいられた子供時代をもつ人がいるなら、とてもうらやましいと思う。

「お母さんになるのが夢だった」
という女性がいる。
私には「母になったら幸せ」「家庭は幸せ」というイメージが、ない。
多分、母にもなかったと思う。
幸せなイメージも実感も無いままに、「女は結婚して子供を産むべき」「母親であることを幸せと感じるべき」という義務感に縛られて生きていた人だと思う。
いつもいつも義務を履行しているだけの人生だから、子供が自分の期待通りに動かないと「こんなにしてやってるのに、感謝がない」と怒り狂うことになる。

「お母さんになるのが夢だった」
と言って、実際に幸せそうに見える女性達は・・・無邪気で幸せな子供時代を送れた女性達、ということなのだろうか。

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