過去も未来も否定するから、現在も無いような気がする

普段人と他愛無い会話をしていて。

誰かと昔話をしようとすると、昔の話には親や家族が関係していることが多い。
家族の話に及ぶのを恐れて、昔話はあまりしなくなった。

虐待の連鎖だけは切りたかった。
自分は子供は持たないと決めてきた。
その選択には後悔はないけれど、40代にもなると「自分の未来は有限だから、人は子孫に未来を託したくなるのだな」そんな感覚も、なんとなく分かる。

家族がいないと、日本では何かあるたびに求められる「保証人」をどうしたものか、それは不安に感じているものの
それ以外の日常は、家族がいる人達とそう変わらない。

けれど自分の来し方も行く末も否定してしまうと、「今現在の自分」の存在を認めるのは、なんだかとても難しいような気がする。
自分が、根無し草のようにフワフワと漂うだけの、定まらない存在のように思える。

家族という檻から逃れてやっと「自由」と「自分」を手にした私にとって、同じ檻に戻るという選択肢はないから

このままフワフワと漂って生きていくのが、私の人生なのだろうと思う。

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