データで読み解く社会問題

1990年代後半、やたらと「魔の14歳」などといってやたらと少年犯罪の低年齢化と凶悪化が叫ばれた時期がありました。
マスコミは連日のように少年犯罪を取り上げてその凶悪さと容疑者の「心の闇」を説き。
たしかその時流に乗って少年法の改正もなされたはずです。

当時は
「そうかー。イマドキの子供って、よく分からないね。怖いね。」
マスコミの報道のままにそういう感想を抱いていたのですが・・・。

ある日サラっと統計を見せられて驚きました。
少年犯罪、増えていなかったんです。
殺人や強盗なんかの凶悪犯罪も、増えてない。
それどころか、当時「イマドキの少年はけしからん」と叫んでいた大人達が子供だった頃の方が余程犯罪率が高かった・・・。

当時確かに猟奇的な犯罪を犯した14歳が何人かいたわけですが
変わったのは、少年犯罪の発生率ではなく、マスコミが取り上げる頻度の方だったのです。

データ、大事です。
きちんと現状を見る目を持たないと、時の雰囲気に流されて判断を誤ることになります。

このカテゴリーでは、興味深い社会問題について、データを使って読み解いていこうと思います。

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===補足===
少年犯罪のデータとその解釈については、このサイトが参考になると思います
少年犯罪は急増しているか(平成19年度版)

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