少子化考:多様化を受け入れない社会

山口智子の産まない告白で「子なしハラスメントが落ち着く」
山口智子さんの勇気に、拍手を送りたいと思います。

子供を産みたい人が経済的理由などで産めない社会は貧しいと思います。
子供を産みたくない人・産めない人が排除される社会もまた、貧しいと思います。

多様性を受け入れない社会は、貧しいと思います。

少子化に対して何かしなければならないなら、産みたい人が4,5人産んでも育てられる社会を目指すべきだと思う。
未婚の母も離婚の母も肩身が狭い思いなどせず、貧困に陥らずに子育てが出来る社会を目指すべきだと思う。
けれど現実には、子だくさん家庭の家庭への目線は温かくなく、シングルマザーへの風当たりは、はっきりと厳しい。

現代日本の、判で押したように全員が「結婚して夫婦そろって子供は二人」のいわゆる「標準世帯」になるべきであって、そうでない人達は「本当は標準世帯的生き方をしたかったんだけど、出来なかったんです」と涙ぐんでみせない限りバッシングしてOK!というこの社会の空気はおかしい。

・・・「標準世帯」は、統計を取る際に便宜上想定する世帯という意味で、目指すべき世帯のことではないですよ?

そして、団塊ジュニア世代が40代に入った今、もう多少の政策を打ったところで少子化の勢いは止まらないのだから、移民は真剣に検討しなければならない時期に来ていると思う。勿論受け入れにはデメリットはあるでしょう。
経済がなんとかもっている間に移民政策を決定しないと、もっと高齢化が進んで経済もボロボロになった後では、もう移民すら来てくれなくなるよ。

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少子化考:多様化を受け入れない社会」への2件のフィードバック

  1. silent lily

    山口智子さんの発言は、「なぜ今?」と思いますね。
    結婚する時に堂々と宣言すれば良かったのに、なぜ50歳を過ぎてからなんでしょうかね。
    私は子供が一人なので、ありましたよ「兄弟いないと可哀想」攻撃が。
    これには訳があるのですが、そんな事声を大にして言いたくない。(あ、二人目不妊ではありません)
    金銭的に恵まれていれば、子供は基本的には欲しい人の方が多いでしょう。
    それがかなわないから、本音を隠してカッコいい生き方のように言うのは違うと思う。
    山口智子さんは恵まれているから、あんな風に言えるんでしょうけどね。庶民には当てはまらないですよ。

    1. うつリンク管理人 投稿作成者

      コメント有り難うございます。

      私は山口智子さんが今おっしゃった事にこそ、意義があると思っています。
      おっしゃる通り、庶民であれば負け惜しみと決めつけられて終わりだったでしょうし、著名人でも30代までの女性なら「今はまだ若いからそんなことを言っていられるだけ」と決めつけられて終わりだったと思うからです。

      >子供は基本的には欲しい人の方が多いでしょう。
      多いとは思います。
      日本でここまで急速に少子化が進んだ、その一番の原因は若年層の貧困と雇用崩壊、保育園不足をはじめとする福祉資源の高齢者への偏在だと思っています。

      ただ、それは平均的・統計的な話で、個人レベルでは子供が欲しくない人は今も昔も一定数います。
      私自身も、お金があっても子供が欲しくない人です。
      十代では一生働くことを前提に進路選択をしてきました。二十代以降は「結婚したら子供が前提」という男性とは別れたり、身を引いたりしてきました。私自身はどうしても子供が欲しいと思えなかったのですが、子供を欲しがっている男性から子供のいる家庭を築く人生を奪いたくもなかったからです。
      自分の中では矛盾していないし、けじめもつけてきたと思っています。
      本当にいいのか、自分はおかしいのかと散々悩みましたが、そして寂しい人生かもネとも思いますが、後悔はしていません。

      一人っ子への攻撃も凄そうですね!独身とは違いママ友などの交流があると、そういう話題になることも多いでしょうし。
      で、
      >そんな事声を大にして言いたくない
      こういう赤裸々な事情まで根ほり葉ほりしてくる人もいてウンザリしますよね。

      「あなたはあなた、私は私」
      なのに、人生はこうあるべき、幸せはこうあるべきと決めつけて、自分と違うこと・多数派と違うことが許されないこの空気はとても息苦しいと思います。。。

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