ずるい、ずるいの大合唱の国

具合が悪いときには駅までの移動程度でも座り込みたいほどキツいし、実際に駅からのたった10分の道のりを歩けなくてタクシーに乗ることもある私。

たとえば電動車椅子なんかに乗れたら、もう少し外出のハードルが下がる日もあるような気がする。

バリアフリーが十分とはいえない日本で車椅子なんか使ったら、却って疲れ果ててしまうものかも知れないけれど、それ以前に・・・

 

私は一見健康に見える姿をしていて、脚も、脚自体が悪い方のようにやせ細ってはいない。

それでまず怪訝な目で見られ、さらに、体調と距離と相談して「今日は歩ける」と判断した日にスタスタ歩いているのを目撃された日には「アイツ、脚が悪いと偽ってる」「ずるい、甘えだ」「障害福祉の不正受給者に違いない」と車椅子一転、針のむしろに座らされることになるのだろうなとも思う。

なにしろ、脚が動かなくて車椅子に乗っている人すら甘えだと罵られ、弱視の人が白杖を持つ傍ら、スマホの文字を拡大して読んでいるだけで不正を疑われるらしいから。

 

皆が、少しずつ楽になれる方に工夫をすればいいのに、世の中はずるい、ずるいの大合唱。

俺も苦労してるんだから、お前も苦労しないのはずるい。

俺が立っているのにお前が座っているのはずるい。

相手が障害者であっても、ずるい。

なんだかなあと思う。

障害者に対しては「不正受給だ!」とやれば、「正義の代弁者」の立場から相手を罵れるという計算もあるんだろうなあ。

健康であっても、多くの人が生き辛さを抱え不満を抱えて、「自分は正当な待遇を受けていない、損してる」と感じているということなんでしょうけど、ギスギスしてるよね。

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ずるい、ずるいの大合唱の国」への2件のフィードバック

  1. ヒデ

    実家に引っ越して1週間になります。以前暮らしていたところのハローワークで、うつ状態でも働く気持ちが、ある。と言ったところ担当者が、それを理由に、失業保険を不正受給する人が、多い。あなたもそうでしょう。と言われた時、もう悔しいのと、帰りの電車で、汗が止まらなくなりました。今は少し落ち着いてますが、明日、実家の管轄のハローワークに行きます。うつで、会社を辞めたのですが、もし回復した場合、不利になるとの事で、自己都合退職扱いになってます。管理人さんのお気持ち、察します。

    1. うつリンク管理人 投稿作成者

      コメント頂いて大分経ってしまいましたが、その後いかがお過ごしですか?

      この話を読んで本当にハラが立ちました。
      なんとか病歴が不利にならないよう、なんとかブランクを開けないようにとギリギリのところで頑張っているうつ病者は多いのに。

      残念ながら、医療関係者や公務員の類は、必ずしも人格者というわけではないんですよね。・・・というか、あまり人格者率が高くない気がします。一方的に「施す」立場だと考えて患者や相談者を見下したり暴言を吐く人、多いです。
      ドラマで出てくる悪徳看守のようなものです。そんな下らない人達のために、ただでさえ少ない心身のパワーを消耗してしまわれませんよう。。。

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