タグ別アーカイブ: 副作用

ワイパックス断薬2か月目。朝、カーテンを開けている自分に気付きました

ご無沙汰しています。うつリンクの中の人、トキワです。
しばらくブログを放ったらかしてしまうと、再開しづらくなりますね・・・。
しばらくぶりに書くようなすごい記事を書かなきゃならないようなプレッシャーを感じるというか。
それでもユルユル進行でいきますので、それでいいという方はお付き合いくださいませ。

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ツイッター(@utu_link)ではポツポツとつぶやいてきたのですが、二か月前に精神安定剤「ワイパックス」を断薬しました。
断薬の経緯や断薬後まもなくの症状はおいおいまとめようと思いますが、「まずはそれをまとめてから」とか言っているとまた更新する前に挫折してしまうので(苦笑)、さしあたっては以下のリンクあたりをご覧ください。

最近、朝起きるとカーテンを開ける生活をしている。
「それ、普通でしょ?」って思われそうだけど

10年以上、カーテンを閉め切った生活を続けてきた。
私は睡眠障害がひどく、睡眠リズムを整えるためにも朝日を浴びた方がいいと分かっていても、朝日など苦痛でしかなかった。
日差しを浴びるだけで体力を削られる気がしたし、頑張って浴びようとすると本当に寝込んだ。

ワイパックスを断薬して2か月経った今、朝日を浴びると普通にすがすがしい。
むしろ、カーテンを閉め切っておく意味の方が分からない。

今思えば、ワイパックスの副作用で視覚過敏状態になっていた可能性が高い。
今、カーテンまで新しく購入しようとしている。
ちゃんと、光が入る、レースのカーテン。
薄暗いカーテンでは、気分が滅入るから。

メンタル系の薬は、「好み」や行動まで変えてしまう・・・。

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うつ病その他、闘病中の人の中には、以前の私と同様にカーテンを閉め切って暮らしている人も少なくないと思います。
ご家族や身近な人、あるいは当事者自身が「暗い気分をアピールしてるの?!」「こんな暗い所に閉じこもっているから鬱っぽくなるのよ」とイラっとしてしまうこともあるかもしれませんが、視覚が過敏になっていたり脳が光の情報を処理しきれないため、日差しが苦痛になっているという可能性も高いので、療養のためというのであれば、本人が快適と思う明るさで暮らしていくのがいいかもしれません。

私の場合は、3級遮光カーテンと、「カーテンくれない」というお店の「困った時はこれ一枚」 という、二重になったレースのカーテン(景色は全く見えず、「表面がレース調であるだけの、白いドレープカーテン」と思った方が近い感じです)を使っていました。

1級遮光や2級遮光ではあまりに暗すぎて、寝て覚めて、時計が4時をさしていても、それが朝の4時なのか夕方の4時なのかも分からない。3級遮光+レース、であれば、ぼんやり明るくなる程度なので闘病中の目にもやさしく、明るさの感じから時間が大体わかります。
また、「レース調の白いカーテン」は、日が照っている時でもまぶしすぎませんし、闘病中は時間に応じてこまめにカーテンを開け閉め出来ない人も多いと思いますが「気が付いたら日が暮れいてた」という状態でも、中は全く見えませんので安心してこのカーテンで過ごせます。(ただし、繰り返しますが中からも外は全く見えません。)

そんな風に、最適なカーテンを探すだけでも、すこしだけかもしれませんが、過ごしやすくなる方もいるかもしれません。

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[うつ病当事者の体験談]ワイパックスの離脱作用はこんな感じ

成分(一般名):ロラゼパム
区分:催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/マイナートランキライザー
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬(緩和精神安定薬)です。
薬の特徴はお薬110番 ハイパー薬事典が詳しいです

ワイパックスを、もう何年も飲んでいます。10年近くいっているかも。
唯一「多少は効くかな」と感じている安定剤だったのですが
今はもう、長く飲み過ぎて効いているのか効いていないのか分からない感じです。

私はベンゾジアゼピン系の安定剤や睡眠薬は、効かない代わりに離脱作用も感じたことがなかったのですが
ワイパックスは、飲み忘れると分かります。

一応、薬の管理のためにピルケースを使っています。
飲んだことを忘れて二度飲んでしまうことは防げますが、「飲み忘れ」という点では必要ない感じです。
それ位、はっきりと離脱作用が出るからです。

私の場合、
鼻の奥にセメダインの臭いがするような感覚がして、スカスカした感じがします。
無臭の時と違う反応を示しているのですが
実際の臭いでないことはわかりますので、いわゆる「幻臭」にはあたらないと思います。

手足の指が異様に冷えます。
なんとなくロレツが回りにくくなります。
メンタル系の薬に多い、口の渇きによるものではありませんし、喋れなくなるわけではありません。なんとなく舌に上手く力が入らなくなる感じ。喋っていて覚束ない感じ。

そして

鬱っぽくなります。

鬱っぽさを取るための薬で鬱っぽくなる。
たまったものじゃないですよね・・・。
会議中に「ヤク切れ」状態になって慌てて飲んだこともあります。

もう効果より離脱作用の方が目立つ感じなので
(安定剤は、連用すると効かなくなるといわれています)
飲むのを止めたいのですが

これ以上体調を崩すわけにもいかない・・・
離脱作用とまで戦う余力はないので飲み続けている感じです。

「効果も確かにある」のであれば、副作用があっても離脱作用があっても飲む方を選択しますが、肝心の効果が既に疑問なのです。

厄介な薬です。
こんな薬、飲むことに慎重にならない方がおかしい位ですが、
ガッツリドッサリ薬を出しておいて、飲みたがらない患者を「反治療的」とレッテル貼りする医者も多いのは残念なことです。

完全に飲むのを止めたわけではないので、一日二日、飲み忘れた時の離脱作用しかわかりません。
いきなりの断薬して一週間後にどうなるか・・・などは、私にも分かりません。

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[うつ病当事者の体験談]マイスリー、アモバンなどの睡眠導入剤の健忘はこんな感じ

睡眠薬は、服用中に健忘が起こる事があります。
健忘が起こるか起こらないか、またどの薬で健忘が起こるのかは人によるのでしょうが、睡眠薬の中でも特に寝付きの悪さを改善するための薬・・・「睡眠導入剤」とも呼ばれる薬で、健忘が起こる事が特に多いようです。
私の場合、アモバン、マイスリーを飲むとほぼ毎回健忘が起こりました。ハルシオンなどでも起こりやすかった。

健忘って何

「健忘」と言われてもどんなもんだか、ちょっと想像がつかないですよね。
睡眠薬による健忘は、物忘れなどとは違った特徴があります。

  • 行動している最中は、一貫した記憶に基づいて行動している(多分。)
  • しかし、少しハイになっていて、かつ少し酔っぱらった感じで羽目を外しやすい状態になっている(多分。)

なんで一々「多分」がつくかというと

  • 翌朝、全く覚えていない
  • 夜中にしでかした事の痕跡をもとに念入りにひも解くと、かろうじて思い出せたり・・・出せなかったりする

物忘れとは違います。ある時間の記憶が、スポリと抜け落ちてしまう。
その時間そのものが無かったかのように綺麗に消えるので、睡眠薬を飲んで間もなく眠りについたのか、実際には起きて何か活動をしてそれを忘れてしまったのかの区別は、起き抜けの感覚からは全く判断出来ません

私は長らく一人暮らしをしてきましたので、夜中に物の配置が変わっていたら、メール送信やらネットの買い物履歴があったら、犯人は私しかいないわけで。
それらをはぎ合わせて「推理」すると、こういう結論になるわけです。
・・・時々、お酒を飲んでは記憶を飛ばしている人がいますが、多分似た感じです。

睡眠薬による健忘が怖いのは、目覚めた時に全部忘れていること。

特徴的な忘れ方をするので、健忘が起こっていても気付いていない人もいると思います。
私の場合、最初に気が付いたのは、インターネットの掲示板でした。

ある日の昼間、インターネットの掲示板で気になるカキコミがあり、返事をしたいと思った内容がありました。
でも、・・・その内容を書き込んだら、相手が気分を害するかな。やめておこう。
そう思ってパソコンを閉じたのでした。
翌朝、やっぱりそのカキコミが気になったので、再びパソコンを開いた。そしたら・・・

そこには私のHNを騙って書き込みをしている人がいたのです。その掲示板は、今でいうならSNS的ノリの、不特定多数が参加することは出来るけれど大体メンバーは固まっている掲示板でした。当然、常連とかぶるHNを使う人はいません。

「こんなマナー違反をするのは誰?!」怒りを覚えながら書き込みを読んで、血の気が引くのを感じました。
そこには私が書き込もうとしていて書かなかったはずの内容が、ズバッと書かれていたのです。

あまりの恐怖に、叫んで、泣きました。自分の知らないところで、自分が自分の名のもとで活動している。
忘れた、というより知らない間に自分の身体が乗っ取られた感覚でしたから。

「睡眠薬を飲んだら、すぐに布団に入ってください」

睡眠薬は、概ねこんな注意書きがあったり、薬剤師から説明を受けて処方されます。
ただ、不眠症の場合・・・うつ病からくる不眠ならなおさらなのですが、薬を飲んだからって眠れるとは限りません。
頭も身体も疲れ切っているのに、目だけカンカンに冴えている状態で、布団の中でじっとしていることは苦痛そのものです。

それだけでなく・・・毎日のこととなると、「眠れないなら片づけてしまいたい用事」もあります。
加えて、睡眠薬を飲んだときの少し酔っぱらったような状態では、駄目だと思っていても「つい」行動してしまうこともあります。

そしてその内容を忘れてしまう・・・。

毎朝メールチェックが怖かった

日常的に睡眠導入剤を服用するようになると、さすがに初めて「健忘」を突きつけられた時のような恐怖はなくなりましたが、健忘とは馴染めませんでした。

「明日食べようと取っておいたプリンがなくなっていた」という、自分がガッカリすればいいだけのことならまあ仕方ないか、で済むのですが、私はメールが怖かった。

睡眠薬を飲んだ後、夜中に、メールを打ってしまうことがあったからです。
しかも、酔っぱらったような状態になっているので、時に本音に近いメールを送ってしまう

どの程度素で生きるかは人それぞれではありますが、人は概ね不平不満があってもバーッと口に出したりメールで抗議したりはしないですよね。うつ病苦しいーって思っていても、そう親しくない人や理解が無さそうな人には言わない。誰かに惚れても状況も考えずに告白はしない。
本音は、返ってくる反応の重さなども覚悟して、場の雰囲気や機が熟したかなど考えて発言しますよね。

それを、コントロールの効かない状態で「真夜中の私」がやってしまう。
自分は口をつぐんでいても、「真夜中の私」がベラベラ喋ってしまう
・・・やらかしてしまうだけでなく、それを覚えていないのですから!

眠れないのは苦しいから、睡眠薬を飲む。
睡眠薬を飲めば、健忘に苦しむ。
辛い選択でした。

今はどうしているかって?
睡眠薬、どれも効かなくなったので飲んでいません。
だから睡眠薬による健忘の心配は、なくなったのですが・・・。(ため息。)

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【体験談】ハルシオンの効果

成分(一般名):トリアゾラム
区分:催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/睡眠導入剤
薬の特徴はお薬110番 ハイパー薬事典 ハルシオンの項が詳しいです

*これはあくまで一個人の体験談です*

名前位は聞いたことがあるであろう有名な睡眠導入剤です。
発病後真っ先に処方されました。
効きました。

ずっと不眠で苦しかったし、発病以前より寝付きは悪く夜ベッドに入っても2,3時間眠れないのはザラ・・・だったので
「ああ、不眠の苦しみから解放される」
物凄く嬉しかった。

でも。

一週間で効果がなくなりました。
飲むうちに耐性がついて効きにくくなるとは知っていたけれど、早すぎる・・・。

その後色々な睡眠薬を試して、今も「これは」という薬はありません。
正確にいうと「レボトミンを飲めば眠れることもある」のですが、眠れないこともあるし、なにより翌日の副作用が激しい。物凄い立ちくらみがします。立ちくらみという言葉がふさわしいか分かりません。横になった状態から座った姿勢いなっただけでくらむので。
結局翌日は横たわっているしかない状況になります。
何日も眠れなくて苦しい時は、副作用覚悟で飲みますが・・・。

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