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「健康な人達の想像の範囲」を超える病気を抱える者の孤独

友人に、愛想もよくないし、ひとの話も真面目に聞いているのか聞いていないのか・・・
という人なのにもかかわらず、話しているとなんだか居心地がいい人がいて

なんでかなあと思っていたのですが・・・。

その人は、否定しないんです。
私が病気であることを、否定しない。

「どんな状況なの?
普段何してるの?ずっと寝ているんだ。ふーん」
そんな感じ。

うつ病にとどまらず、長期的に続く病気を受け入れてもらうには、二重の障害があります。

ひとつめは、カミングアウトの壁。
ふたつめは、カミングアウトしても理解してもらえないという壁。

私は、隠しきれないレベルの病状なので、出来ない事は出来ないと伝え、必要があれば持病があって体調がよくないことも伝えるのですが

自分の経験に照らして
「そんなに延々と体調不良が続くはずはない」と否定して、風邪程度の体調不良と決めつけたり、会いたくない口実と決めつけたり、自己管理が悪いせいと決めつけたりする人が・・・とても多い。

40代に入ってやっと、親の老いや自分の若さの衰えを感じてか、人は全員が常に健康でいられるわけではないと理解できる人達もぽつぽつでてきましたが、20代の頃は本当に孤独でした。

「体調が悪くて寝込むしかない状況」
というと、私の場合、本当に寝る事も起きる事も出来ずに横たわっているだけしか出来ないのですが、信じてもらえません。

「身体が弱いと言えば優しくしてもらえるからいいよね」
「身体が弱いっていうなら夜更かしやめなよ」
「調子が悪いといっても約束は半月後なのに」

相手に悪意はないと分かっているのです。
むしろ、悪意で言われた場合は、話はシンプルです。その人と距離を置くだけ。

悪意がない無理解。

こっちは病気なんだから、誘いを断ったり、約束をキャンセルするのを全部受け止めろ、こっちの調子に合わせろと要求しているのではありません。
勿論、受け止めてもらえれば嬉しいですが、怒ったり、うんざりする人がいても責められません。

それ以前の問題として「話が通じない」のが、とても疲れるのです。

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