[うつ病当事者の体験談]うつ病の不眠症は、本当に眠れない

うつ病の不眠症は、本当に眠れない

私は、酷いときは丸四日間眠れませんでした。四日間の間にふっと意識が途絶えかけたことがあったのですが、目をあけたらまだ時計の針は30分も進んでいなかった。
一瞬ウトッと出来た以外は、本当に丸四日、眠れなかった。

丸四日は一回きりですが、目がさえてきて「寝たいのに完徹」などは茶飯事です。

一方で「不眠症で眠れない」と言うと、大抵の人は布団に入って数時間寝付けない程度の不眠を想像するようです。
そして言います。
「眠れない眠れないって言うけど、自分が気付いていないだけで実際は絶対寝てるって!」

違います。うつ病の不眠は、そんな夢うつつ状態に陥ることもない、ハッキリくっきりと覚醒した状態が続きます。

眠れなくて眠れなくて、鬱々している時はむしろ延々動けないのでいいのですが、イライラする症状が出ている時はじっと横になっているのも苦しい。
同居人を起こすわけにはいかないと、唯一明かりをつけても明かりが漏れないトイレに、気晴らし用の携帯音楽プレーヤーや漫画を持ち込んで夜明かしをするようなこともザラでした。

なのでタイトルの言葉をネット上で見つけた時、「分かってくれる人がいる」ことがとても嬉しかった・・・。

うつ病性の不眠患者の場合は、本人が眠れないと主張するのに加えて、家族や医師が実際に観察してみると本当に眠れていないのです。短期的に寝ている間も脳は睡眠状態になれず、2~3時間眠るともう目が覚めてしまい、眠れなくなってしまいます。眠気がないから眠れない、というのではなく、眠いのに眠れないという最悪の状態になります。

「眠れないなら、本でも読んで過ごせばいいじゃない」?

これも実際に言われた言葉なのですが。

読めません。

ただ眠れないだけで、眠ることを諦めさえすれば好きな事が出来るのであれば、そんなに苦しくないです。

この不眠を未経験の方になんとか説明するなら・・・。
仕事のトラブルで慌ただしく緊張もする状況下で徹夜で対応した、その翌朝。
心身共に疲れ切っているのに、妙に目が冴えて眠れなかったという経験はありませんか?
或いは、眠気ざましにとカフェインの錠剤を飲んだら、目は確かに冷めているのだけど頭は働かないし
心臓が妙にドクドク脈打つ感じで気分が悪くなった経験は?

うつ病の不眠は、そんな状態を何倍にもした感じが延々続きます。
取るべき休息を取れずにいるので神経も疲れてくる。どんどん神経が「尖る」感じがしてきて、ちょっとした物音も神経に障る。眠れなくても思考力はシャットダウンしているので、本なんて開いても全く理解できない。心身ともに消耗しきって精神症状も悪化してくる。

居ても立ってもいられないのに、何もできない。

症状がましな時は、くだらないアニメ位は見ていられます。込み入ったストーリーのものは無理です。楽しくはなくても、ユルっとストーリーを追うことで多少は気が紛れます。アニメは駄目でも音楽が聴ける状態なら、やはり沈黙よりはましです。

ひどい時は、テレビの音も、音楽さえも受け付けない。何で紛らわすことも出来ず、ただ横たわって苦しみを真正面から受け止めつつ、いつ来るとも知れぬ眠気の訪れを待つしかないのです。

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[うつ病当事者の体験談]うつ病の不眠症は、本当に眠れない」への1件のフィードバック

  1. くんくん

    こんばんは。今日は歯医者さんに行ってきました。しんどいときは10年くらい全く行けませんでした。今でも歯医者さんにお願いすることは麻酔をしないで治療をしてほしいということです。以前、麻酔をして治療を受けたら、精神科の薬と反応してひどくだるくなり家に帰るのがやっとでした。それ以降麻酔はなしで治療してもらっています。胃カメラも麻酔なしです。これも精神科の薬と反応してひどくしんどくなりました。それからは麻酔をしないでほしいと頼んでいます。歯医者さんも胃カメラを飲ませてくれる先生も腕がよく、麻酔なしの私の事情もわかってくださっています。日赤の内科に入院したときも胃カメラは麻酔なしでしてもらいました。これからも麻酔をするのは止めてほしいと頼み続けることになると思います。私が発病したときの薬はデプロメール25ミリとリーゼ一錠です。20年後の今はレボトミン50ミリ、ベルソムラ20ミリ、リフレックス15ミリ3錠、アナフラニール25ミリ1錠、セルシン2グラム、ヒベルナ25ミリ、センノシド12ミリ2錠これが寝る前で、朝と昼にサインバルタ20ミリ、ラミクタール100ミリ2錠です。寝る前はもちろん眠気は全くきません。21時ごろに薬を飲み、22時ごろ横になります。(真っ暗にして音も聞こえないようにしています)それでじっとしているといつの間にか眠っている感じです。眠れないときも暗い中眠れるまで目を閉じてじっとしています。1時と3時ごろ目が覚めてトイレに行き、水分を補給します。近くにコップに水やアクエリアスを入れて置いておきます。あと保冷剤で頭を冷やすと眠れる確率が高いので冬でも頭を冷やして寝ています。眠れたら翌日は元気ですが、眠れなかったらひどくしんどくなり横になります。でも眠れません。薬の減薬はしたいのですがまだ体調に波があるので減らすことができません。それにこんなにたくさんの量を飲んでいるともう減薬をあきらめてしまいそうになります。つらい現実です。

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