あるうつ病者の日常:自宅軟禁状態。

「私と同じ位の体調不良に苦しむ人達は、どんな生活をしているのだろう」と思うことがあります。
・・・まずは、私の状況から書いてみようと思います。
コメント欄がありますので、皆さまの暮らしぶりも、是非ご紹介ください。
私より、重い病状の方も、軽い病状の方も。そういう投稿が集まれば「うつ病者のリアル」が見えてくると思うのです。

あるうつ病者の活動量

1日外出すると、2日は寝込みます。
「キッチリ2日」ならまだ予測が付きやすいのですが、3日のこともあるし、1週間、1か月と続く時もあります。
一旦寝込むと次に動けるのは1か月後・・・ということもあるので、寝込む前に用事を済ませてしまいたいと無理をしてしまう事もあります。当然、寝込みます。
「あとは明日やればいいや」と用事を打ち切って、実際に「明日」普通に続きをこなせる健康な人達が、とてもうらやましいです。

丸一日出歩くことは出来ません。
たまに12時間位外にいると、疲れ切ってダメージが大きくなる。だからなるべく6時間程度で行って帰れるようにします。
病院に出掛けた帰りに日用品を買って帰るのすら、キツいです。

重度のうつ病であっても、一旦外出してしまえば丸一日位は動けた時期も長かったので(その後寝込みますが)、うつ病が酷いと必ずこうなるというものではなさそうです。
症状も色々なのか、身体も衰えてきているのか、身体的な病気を併発しているのか。それは私にも分かりません。

ドタキャンを避けるために、誰かと会う・どこかに予約して行くような予定を入れたら、前日は何の予定も入れず、ひたすらゆっくり過ごす必要があります。

結果「週に2日を上限に、中二日は空けて予定を入れる」のが精一杯となり、「殆ど予定が入っていないのに、新規の予定を入れることが出来ない」状況になります。
週2日の外出には通院も含まれますので、自由な外出は殆ど出来ません

暇で人恋しい時に、友人から誘われても「予定が合わない」「体調が悪い」と断るしかないことが大半。

それで日々の体調の安定と、既に入れた予定どおりの行動は確保できるかというと・・・

何もしなくても寝込みます。
・・・これだけ慎重に「疲れすぎないように」振る舞っても「何もしなくても寝込む」ことがあるので、ドタキャンの山を築きます。

もちろん、社会的信用は地に落ちます。
世の中、ドタキャンが平気な人というのはいるらしい。そういう人達が信用を失うのは当たり前です。
けれど、これだけギリギリと調整して、会った後は寝込むことを覚悟して・・・それでも身体がついてこない。辛いです。

自宅軟禁状態、身体という檻に監禁されている状態と言ってもオーバーではありません。
軟禁状態ならまだ外から見えるから、理解もされるのでしょうけれど、一見健康そうで檻の中にいるわけでもない人間が、健康上の理由でそういう状況に陥っていることを理解出来る人は多くありません。

週に1回でも、確実に予定通りに動けるのであればまだ社会生活を送りやすいのでしょうが、そんな日は一日もありません。

よく、洋服を買いにいく夢を見ます。通販で買えるものが増えても、服や靴は試着無しに買うのは大変です。でも、店の前まではなんとか行けても、試着をする体力がない。ましてや、ブラブラとウインドウショッピングを楽しみながら気に入った服を買う・・・なんて夢のまた夢です。

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あるうつ病者の日常:自宅軟禁状態。」への2件のフィードバック

  1. silent lily

    こんにちは。
    これは、とてもよくわかります。予定の立てかたも、そっくりです。
    私は、ドタキャンを極力なくすため、週イチの予定しか立てておりません。
    仰るように通院も含まれ、その他歯科通院(インプラント治療中)や美容室など、こなすべきことで手一杯。
    遊びの予定など入れられませんし、一度で何ヵ所も用事を済ますことも難しいです。
    うつ病が奪うものはいろいろですが、体力も大きいですね。これ、意外に知られていないのではないでしょうか。

    1. うつリンク管理人 投稿作成者

      (><。)silent lilyさんもですか。
      週1-2回出掛けられる「かもしれない」ではもう・・・社会生活が成り立たなくないですか?
      2,3年で回復する方は「あの時はごめん」で済むのでしょうけれど。
      横になって時間が過ぎるのを見送るだけの人生は、・・・耐えがたいです。

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